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東大駒場kkラボの歴史

KK ラボ(KK Lab.)は、Komaba Kinetics Laboratory(駒場運動学研究室)の略称である。
1996年アトランタオリンピックの年に、駒場キャンパス陸上競技場(第1グラウンド)のトレーニング体育館わきに建てられた小さなプレハブ(約20㎡)で、物理教室が不要になったものを移設した。これまでの研究室には入りきれなくなった新開発のマシンの置き場に困り、臨時の物置風のマシン置き場であったが、志を大きく持つために、プレハブの建物名も大げさにつけ、「英知はここから生じる」といった意味の英文の額を建物内に掲げた。

2016現在も建物は存在し、[KK Lab since 1996]と入口ドアの上に書かれている。陸上運動部の部室の一角として、記録会や大会時には、事務所機能を果たしている。1996年から2006年まで、この建物内には、スプリントトレーニングマシン2号機、マルチ型船漕ぎマシン、ベッド移動式体幹深部強化マシン、などが設置されており、陸上部の学生も自由にトレーニングマシンを利用することができた。
しかし、2021年にトレーニング体育館が取り壊され、2022年には、KKラボの撤去が決まっている。新しい部室をOB会が寄付を集めて新築することができるように活動中である。
(2022年7月31日記)
なお、KKラボの名称は、岐阜県御嶽高地トレーニングセンター(濁河標高1700m)のトレーニング室の名称として残されている。
小規模トレーニング施設「十坪ジム」や「健身塾」の発祥は、この小さなプレハブ小屋からであるということもできる。撮影は、2016年夏。

KKLab 最初の建物1996 - コピーKKlab全景1996KKLab 小林2018