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車軸移動式パワーバイクの構造と時間の流れMechanics

車軸移動式パワーバイクは、1996年に作成された。ペダルの回転に合わせて、ペダルを取り付けたアームの軸受け部分が、ペダルの回転角度の変化に伴って、前方または後方に移動する。移動距離は30cm。この構造によって、ペダルの回転軌道は楕円形になる。ペダル角度が水平位から前方斜め45度のところから、負荷がかかり、ペダルアームの角度が垂直位になるところで、負荷から解放される。
楕円軌道の自転車のペダリング動作では、脚力に頼るペダリングよりも、骨盤の動きや体重の上手な移動技術を身に着けることによって大きなパワー発揮を可能にする。ハンドルは、自由に動く構造になっている。
The first type of a movable axle bike was developed in 1996. The axle of the pedal arm moves back and forth horizontally about 30 cm in accordance with the change of the rotating angle of the pedal arm. An elliptical orbit of the movement of the pedal is composed from this movable axle system. The electric brake works in the range of 135 degree in one cycle starting from 45 degree up to horizontal line and ending at the position of vertical line.
The technique to move pedal powerfully is to use the transfer of body weight from one side to other side involving the motion of pelvis and muscle power occurred in the deep part of a trunk. The handle is movable freely without brake.
  • 車軸移動式パワーバイク1号機 横から
    車軸移動式パワーバイク1号機1996年作成
  • 車軸移動式パワーバイク ペダルの位置前
    ペダルの回転に合わせて軸位置が移動する
  • 車軸移動しくパワーバイク ペダルの位置中
    ペダルの位置と軸位置(中)
  • 車軸移動式パワーバイクペダル位置後ろ
    ペダルの位置と軸位置(後ろ)
  • 東京大学kkラボ2 車軸移動式パワーバイク
    100mを速く走るゼミ1997年授業風景(東大駒場)