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東大授業「100mを速く走るゼミ」報告1997年から

東京大学教養学部の全学自由研究ゼミナールで実施した「100mを速く走るゼミ」は、1996年から実施されたが、学生に人気のゼミであった。この稿は、1997年に発行された東京大学の教養学部報に投稿されたものに写真や解説などを加えて編集したものである。今から20数年前のことになるが、当時は100m走でオリンピックの決勝に残ることなどはまるで夢のような話であったが、4×100mリレーをはじめ、日本の短距離選手のレベルも世界トップレベルに近づきつつある。サニーブラウン選手が行っている体調を整えるトレーニングや走技術は、これまでスプリントトレーニングマシンで推奨してきている内容に近いと感じられる。今改めて、100mを速く走るゼミの内容を検討してみると、的を得たトレーニングであったと感じられる。自伝的な立場から、健康とスポーツの科学を見直してきているが、内容的には意義深い授業であったと考えられる。
現在は、静岡産業大学で50mを速く走ることをテーマに、認知動作型トレーニングの授業を実施しているが、測定器具は、光電管を用いてスピード曲線などが即座に描けるものになっている。
測定機器や情報処理の性能は非常に進歩したが、基本的な考え方や発想の原点には、数学の定理や公理のように、「動きの理屈」に見合ったものが存在すると考えられる。

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