古典芸能の「すり足動作」と体幹深部筋について

2019年08月15日

能や狂言のような古典芸能での歩行動作は「すり足」です。「すり足動作」がきちんとできるようになるまでには、相当が訓練が必要であるといわれています。すり足動作は、我々が普段あまり意識しない姿勢バランスの究極的な移動の形であり、神事等における神官の神前の作法でもあります。
すり足動作を行うには、体幹深部筋を用いることが必要ですが、その動作を会得することは容易ではありません。ここでは、すり足動作を行うことが健康に良いという新聞記事（読売）を紹介するとともに、これに関連して、すり足動作のトレーニングマシンや、体幹深部筋の使い方、リハビリ運動としてすり足動作を利用することの有効性について紹介しました。
古典芸能の「すり足動作」と体幹深部筋